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松山の分割事件が多い理由を検証してみた

こんにちは、税理士の佐々木です。 
今回は、何故松山の分割事件数が伸びているのかを、ちょっと検証してみようかと思います。
全くもって私の想像なので話し半分で読んでください。
分割事件数が増加する理由として、考えられる理由として家を継ぐという考え方がなくなってきたということがあると前回言いました。 
そんなわけで、愛媛県庁と香川県庁のHPから、色々数字を引っ張てきて、グラフにして検証してみました。

まずは、人口と世帯数の関係を見てみます。

確かに人口が減って世帯数が増えていますから、核家族化が進んでいることがわかります。ですが、愛媛県と香川県を比較して大きな違いはないようです。
続いて総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告年報」から県外への転出・転入について調べてみました。

ここで注目していただきたいのは、転出と転入の差です。
愛媛県は転出と転入の差が広がっているのに対して、香川県は差が縮まっているんです。
そこで転出と転入の差と人口の関係をグラフにしてみました。


愛媛県は転出と転入の差が平成12年2,758人、平成29年3,247人と増加しています。人口は減少しているのにかかわらず。
香川県は転出と転入の差が平成12年1,483人、平成30年962人と減少しています。人口の減少と同じ方向ですね。 

これを見る限り、愛媛県の人は香川県の人に比べて県外に仕事を見つける意識が強いのかもしれませんね。
そのため、県外にいる相続人がなかなか分割協議を行えず、分割事件数の増加につながったということかもしれません。あくまで私の想像ですが。 

何はともあれ、遺産分割争いはいいことがありません。 
なので対策をしっかり考えておくことが必要です。遺言書や保険といった法的な分割争いの対策も大切ですが、いつも私がお客様にお伝えしてるのは
「生前に相続人皆さんにちゃんと話すこと、伝えることが一番の分割争いの対策だ」ということです。
何もしないで相続になりますと相続人同士で「こう思ってたはずだ!」とか「こう言ってたと思う」と自分にいいことばかりを言い合います。

元気なうちにちゃんと想いを伝えてあげてください。
どんな気持ちで財産を築いてきたか、守ってきたか。その財産で何を守っていってほしいのか。
ちゃんと伝えましょう。 
その上で、遺言書などを整えていくのがいいかと思うのです。
その際はぜひお手伝いさせてくださいね。