MENU
受付 9:00~18:00
050ー6868ー2898

法定相続分とは?

こんにんちは、税理士の佐々木です。
今回は法定相続分について説明させていただきます。
 
遺言書がない場合には、相続人が話し合いにより誰が何を相続していくか決めます。 
話し合いがまとまるなら、誰がどれだけ相続してもいいのですが、それだと話の折り合いがつきません。
そのため、民法ではその分ける基準となる割合を定めています。
これを「法定相続分」といいます。 
話し合いがまとまらない場合には話し合いをまとめる、家庭裁判所での「調停」という手続きが必要な場合があるのですが、その調停でもこの法定相続分は基準とされます。 
 
ではまず、法定相続分を確認していきましょう。
配偶者は存在するかぎり「配偶者相続権」というものがありますので、法定相続分が必ず発生します。
配偶者の法定相続分の残りが「血族相続権」へ行くというと考えていただければ結構ですので、配偶者の法定相続分を覚えておけば簡単です。

配偶者と子の場合⇒配偶者の相続分は1/2になります。
配偶者と両親の場合⇒配偶者の相続分は2/3となります。
配偶者と兄弟姉妹の場合⇒配偶者の相続分は3/4となります。

具体例で確認しましょう。

この場合、子が二人以上いる場合には配偶者の相続分以外の1/2をみんなで按分するという考えになります。 
たとえば子ども3人なら 1/2 ×1/3 =1/6 となります。

次に
配偶者+第2順位(父・母)です。 
この場合は配偶者が2/3 のこり 1/3 を父・母 が按分して相続します。

配偶者+第3順位(兄弟姉妹) 
この場合は配偶者が3/4 のこり1/4 を兄弟姉妹で按分します。

配偶者がいない場合には「血族相続人」しかいませんので、子・孫⇒両親・祖父母⇒兄弟姉妹 という順位で相続分が発生します。

よく法定相続分通り分けないといけないと思っている方が多いのですが、あくまで基準なので、分割協議自体は本人たちが納得すればどんな割合でも大丈夫です。 
この法定相続分という基準は、分割協議の基準となる他、遺留分の請求や相続税の計算でも必要になる非常に重要な割合となります。