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自筆証書遺言のメリット・デメリットについて

こんんいちは、税理士の佐々木です。
今回は自筆証書遺言のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

まずはメリットですが、やはり簡単・無料ということでしょう。
昨今の終活ブームもあり、本屋さんにいくと自筆証書遺言の書き方などに関する本が沢山あります。
遺言書を書くと思ったときに最初に思い浮かべるのはこちらでしょう。
ではデメリットを確認していきましょう。 



一人で書いて保管しておくだけですので、見つからない可能性や、発見者にとって不利な遺言である場合には隠匿されてしまう可能性もあります。 
そうなっては、せっかく書いた遺言書が世にでないことになりますから、遺贈者の想いは伝わらないということになりますね。


自筆証書遺言を発見した場合には、開封せずに家庭裁判所で検認を受ける必要があります。
家庭裁判所の職員と申し立て人、出席した相続人の前で遺言書を開封し、遺言書の存在を確認する作業です。
この検認をすると検認証明書という書類が発行されます。
この証明書がないと銀行の手続きや不動産登記ができません。


検認ではその遺言が有効か無効かという判断は行いません。
その遺言書がその内容であったことを確認すること、相続人に周知することが検認の目的なので、
内容が有効か否かは別問題です。
例えば、書いた時に認知症であったとか、判断能力のあった状態で書いたものなのかという点で争いになるケースがあります。

ではこの自筆証書遺言はどのくらい活用されているか確認していきましょう。 

わずか1.28%という数字でした。
ですがこれは検認数です。法務省のアンケートでは公正証書遺言を作成したことがあるという人自筆証書遺言を作成したことがあるついう人では自筆証書遺言を作成したことがある人の方が多かったというアンケートもあります。
公正証書遺言の作成数は平成30年で110,471件、死亡者に対して8.11%の割合でした。
このアンケートの比率で考えるなら実際自筆書証遺言を書いている人はかなりの人数がいるという事ですね。 

手軽・無料ですから公正証書遺言より作成されてる数が多いというのは、必然性があるかと思います。ということは、見つからない・隠蔽されている件数が相当数あることが予想できます。

このため。2020年7月から法務局による遺言書の保管制度が始まります。 
この制度を活用することによって、自筆証書遺言の活用がますます広がるのではないでしょうか。

遺言書のことを詳しく知りたい、相談したいという方は是非一度お問い合わせください。